大切な大切な「家族」をお預かりしました
2022/06/03
【ペットについて思うこと】
今日は私の家族について紹介したいと思います。
「そもそもペットという言葉が好きではない。だって家族だから・・・。」
そう思うようになったのは、我が家に「エル」が来てからだ。
初めてエルと逢ったのは、私が高校生の時。
母親と兄と三人でペットショップに何気なく立ち寄った。そこで母親がエルを見つけ、あやすようにガラス越しに首を振ったら、エルも同じ様に首を振ったらしい。それをキッカケにその場から離れられなくなった母親に店員が声をかける。
「抱っこしてみませんか?」
母親は別のわんちゃんを見ていた私と兄を呼び寄せ、みんなでエルを抱っこしてみた。
まんまと店員の戦略にハマってしまった私達は、「この子連れて帰ります」と言いながらクレジットカードを出していた。
その日から、我が家には、生まれたばかりの小さなヨークシャーテリアが家族の一員になった。それが「エル」だ。
初めての「ペット」に当時の私は大興奮し、ただただ一緒に遊んでいた。小さくて柔らかくて、温かくて可愛かった。
一緒に過ごすうちに、エルの性格や感情が、表情からわかるようになった。
「言葉を話せないというだけで、人間と一緒。本当に家族だね。」
何度この言葉を言ったことか。
そんなエルが、14歳4ヵ月で人生を終えた。
数か月たった今でも、家の中にあるエルの物はそのままだ。
「ただいまエル」「エル行ってくるね」「エル暗くなったからカーテン閉めようか」「お風呂気持ちよかったよエル」・・・・・・。
返事が来ないとわかっていても、話掛けることが癖になってしまっている。
本当に可愛かったエル。ペットではなく、家族になったエル。
私の元に来てくれてありがとう。たくさんの幸せをありがとう。あなたは特別な子です。
世間では「ペット」「動物」という言葉で括られるけれど、一緒に過ごした者にとっては「家族」です。葬儀社ではあるけれど、「心」を大切にした「葬儀」をすることを心掛けている。
一日の終わりに、出会ったご家族(飼い主様)のこと、お預かりした「子」のことを思い返し、それぞれの家庭に物語があることを感じ取り、心の中でお見送りした「子」へ話しかけながら私は眠りにつく。
明日もまた、出会いが待っている・・・
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