札幌市南区ペット火葬
2022/10/01
「17年間可愛がっていた愛犬が今朝、亡くなりました。」
そうお問い合わせが入ったのはちょうどお昼の14時を回った頃でした。涙を流しながらも決心をされてお電話くださった様子が伝わってきました。動揺の中ペット火葬を扱っている会社を探し、数ある中から当社をお選び頂いたとの事でした。ペットちゃんの訃報を知り、ご依頼者様の娘様が急遽北海道に戻られることになったそうですが、亡がらを見せるのはあまりに酷との事で火葬が終わった後にご遺骨として娘様にお別れしてもらうことにされたそうです。
ご返骨個別火葬プランにご家族様でお骨上げ・自宅前火葬の2つのオプションをご依頼頂きました。20分後、ご依頼者様のご自宅に到着すると、ご家族様が用意された花束が用意されていました。寝るときにはいつもこのタオルにくるまっていたというミニチュアダックスのロン君は、遊ぶことが大好きで、よく近くの公園に行っては底なしの体力で走り回っていたそうです。ご契約書などの書類にご記入頂いた後、ご依頼者様はお腹としっぽの毛を少し残され、生前のロン君の姿を目に焼き付けていらっしゃいました。火葬炉で最後のお別れの瞬間、好きだったハムとクッキーを頭もとに添えてお線香をあげて頂きました。
火葬を待つ間は、飼い主様に生前のロン君のお話をお聞かせ頂くことができました。なんと最初の出会いはとあるビルの下だったそうです。捨て犬として箱にいたロン君を放っておけなかった飼い主様が連れて帰ったとの事でした。当時娘様は小学校中学年で初めてのペットだったため大喜びしたと言います。ロン君には特に病気もなく、ワクチンや必要な検査だけで済んだそうです。その時はまだ名前も決まっていなかったため、家族みんなで話し合われ、娘様の「いつまでも可愛く、長生きしてほしい」という願いがこめられ、「長い=ロング」、「ロング君→ロン君」となったと教えて下さいました。家族みんなの願いを受けて大切に育てられたロン君は長生きし、最期の瞬間までご家族様に笑顔を与えていたそうです。
飼い主様にとっては子供のような存在のロン君との大切なお別れの時間を当社でお手伝いさせて頂き、深く感謝申し上げます。
その後は無事火葬が終了し、ご家族様の手によってロン君のご遺骨は骨壺へと納められました。それまでは表情が曇っていたご家族様も、最後はほっとされたご様子でした。
そして最後、私共の去り際に「今日は本当にありがとうございました。ロンは大切な大切な家族なので、丁寧に行って頂いて心から安心しています。」というありがたいお言葉まで頂戴致しました。
ご家族様とのご縁を頂けましたことに深く感謝申し上げますとともに、ロン君の冥福をお祈りしております。
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ペット市民火葬協会
〒061-2283
北海道札幌市南区藤野3条7丁目2-24
電話番号 :011-206-8244
丁寧な個別対応で札幌で高評価
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