人獣共通感染症 オウム病編
2023/05/05
人獣共通感染症とは「脊椎動物と人の間で自然に移行するすべての病気または感染」と定義されています。ウイルスが病原体の感染症としては狂犬病・日本脳炎・高病原性鳥インフルエンザ・ウエストナイル熱などがあげられます。今回は病原体がクラミジアのオウム病についてです。
人、犬や猫等の哺乳類、インコやオウム等の鳥類や、カエルなどの両生類まで広く感染し、様々な疾病を引き起こします。
人は感染した鳥の乾燥した糞便を吸入・経口的に摂取したり、食事を口移しで与えたり、咬まれたりすることでも感染。インフルエンザ様症状、肺炎、気管支炎などの呼吸器疾患が主で、重症化で死亡する場合もあります。動物の場合は無症状が殆どですが、元気がない・食欲の低下・羽毛逆立・下痢など多様な症状で重症化すると死亡する場合もあります。
*数年前妊婦の方が、鳥からオウム病にかかり死亡していたことが 国内で初めて確認されています
治療は抗生剤の投与、対症療法
予防方はワクチンがないので、衛生管理に十分に注意して下さい。
鳥かごは清潔に保ち、糞便は早めに片付け、乾燥した糞便を吸い込まないなどの注意が必要となります。口移しで食事を与えない事・触ったら手を洗う事が大切です。
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