愛犬を亡くして想うこと。

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愛犬を亡くして想うこと。

愛犬を亡くして想うこと。

2024/08/20

本日は、愛犬について飼い主様からお話して頂いた内容を記載して行こうと思います。

15歳10ヵ月で虹の橋に渡ってしまった「ゴン君」ご家族様の話によると、初代のワンちゃんだったそうです。

「柴犬を買う」ということに、小学一年生のころから憧れていました。

社会人になってある程度、自由な生活と少しのお金を手に入れて
やっと実現した夢でした。とお話して下さりました。

ずっと生き物好きで、
いろんなペットを飼ってきましたが、犬ははじめてとお話しておりました。

賃貸の新居で買うのを許されたサイズが、8kg以下だったので、

柴犬ではなく当時珍しかった豆柴を探して、出会ったのが「ゴンくん」す。

はじめて犬舎に見学に行ったそのとき、
同じケージに入れられた他の子犬たちを
踏み台にして、我先にとケージをよじ登り
こちらを睨み返してきたんだよなぁ…。と懐かしさを感じている様子でした。

 

とてもしっかり者で「たんぱく質は自分で摂る」とばかりに
日ごろから昆虫食を楽しんでいたほど
食いしん坊なくまんさんでしたが、
15歳を過ぎたころから徐々に食欲が減り、痩せていきました。

複数の病院で診てもらっても、腎臓の機能低下以外はどこも異常がなく、
「高齢なので」言われるだけでした。

それでもお出かけすると元気になるので、合間を見ては連れ出すようにして、
今後の介護がしやすいよう郊外の戸建てに引っ越すことを決意。
そして引っ越して間もなく
旅行から帰った翌々日。ゴン君の眠る時間が長くなり、
腎臓の数値も悪化したので昔からかわいがってもらっていた
引越し前のかかりつけ病院に入院させることにしました。

しかしついに血管も弱り、点滴が入らなくなったと聞いた夜、
ゴン君が夢の中に出てきたのです。
ただ、姿は小さな黒柴の子犬になって、新居の前に座っていました。
まるで
『もう今の体では帰らないからね。別の犬になって還るよ』と告げに来たかのように。

その夢から覚めた時私は
「すぐ引き取ろう」と決意したのですが、病院に向かう準備をしているとき、ゴンくん危篤の知らせが入ったのです。
結局、ゴンくんは病院の開院前に、私たちが到着するのも待たずに、虹の橋の向こうへ旅立ってしまいました。

昔から彼女は、お腹を下して玄関でトイレを失敗した後などは粗相の上に私のハイヒールを重ねて
隠したりして、気まずいことは見せたくないタイプ。
「彼女はいつだって、最後までファイターでした」長く見ていただいていた獣医さんが、
最後にぽつりとつぶやかれました。

悲しくて、さみしくて、心が悲鳴を上げて。私の人生を短くしていいからゴンくんにあげてほしいと、
何度も願いつつ。でも、彼女自身がそんなことを望む性格でないことも、私が一番よく知っていたんです。
「しめっぽいのは嫌いです。また会えるまで、笑って暮らすです」そう言っているだろうと。

ゴンくんの骨上げのとき、スタッフさんがこんなことをおっしゃいました。とお話して下さりました。
「私はこの仕事に就く前、ずっと犬の栄養学の研究をしていました。なので、どういう生活でどんな骨になるかはよく知っています。

この子は小さなころから栄養十分に、最期まで元気に暮らせたんですね。
15歳とは思えないきれいな骨です」と。そう言われてなんだか、ゴンくんから生涯の通知表をもらった気がしました。
大切な犬を亡くすのは、本当に悲しく、つらい経験です。
でもゴンくんがくれたのは、彼女のいない先の未来まで照らしてくれるほどの幸せでした。と素敵なお話を聞かせて頂き本当にありがとうございました。心からお祈り申し上げます。

                             

                                         スタッフ一同

 


 

 

 

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